同業他社への転職に成功してキャリアアップ

「同業種のべつの会社に転職してキャリアアップしたい」

「いまの会社に不満があるから違う会社で働きたい」
 

就業規則に同業他社のライバル会社への転職を禁止してる企業もありますが、転職エージェントに相談すると何とかなるケースも多いです。

また建設業、IT系、工場系、介護・保育士・看護士などは、いままで経験・スキルを生かせることから同業種への転職者が多いんですよね。
 

異業種だといままでの知識・スキルが生かせないことが多く、業界のことを一から調べる必要があるので、できることなら勝手が分かってる同業種の会社の方が良いですよね？

そこで今回はゲーム会社に勤める20代男性、Iさんの体験談をご紹介します。

20代男性　Iさん　転職前

前職ではゲームプランナー兼プロデューサーとして業務を行っていました。

一つのタイトルを任せられるプロデューサーという立場に出世したにも関わらず、昇給がほとんどなかったのが不満でした。ちなみに入社してから年収はほぼ変わってません。

また尊敬する上司が次々と会社を辞めて行ったことも、前職の会社に不安を感じるようになった原因でした。

一緒にお酒を飲んでるとき「この会社で出世しても責任が増えるだけで給料は上がらないぞ…」と言われたこともあり、将来に希望がもてない状態でした。
 

また会社を退職した最大の理由は、自分が作っていたスマホアプリの売上ノルマが、どう考えても達成不可能な数値だったからです。

会社の上層部からゲキを飛ばされても、どうやっても達成不可能な要求をされたため、上司の期待に応えることが出来ませんでした。

上層部の期待に応えることができないということは、私の評価・年収が上がらないということになります。またプレッシャーから精神的ストレスも抱えるようになりました。
 

そういった不満を抱えていたときに、先に会社を辞めた同僚から「辛いなら転職してみなよ」と転職エージェントを紹介されたことで退職を決意しました。

転職後は年収・キャリアアップできた

転職してすぐは前職と同じ、ゲームプランナーとして運営中のコンテンツ開発に配属されました。

入社時点での年収は400万円程度でしたが、前職での経験がそのまま活かせたため上司に認められ、すぐにディレクターの立場を任されました。

転職してから2年後にはキャリアアップしてディレクターに昇進、年収も100万円あげてもらえたので大変満足しています。
 

現在、開発中のタイトルはプランナー、デザイナー、プログラマーなどなど、合わせて総勢で30人近くがいるチームです。

それだけの人間を引っ張っていける立場を任せてもらえたことで、満足感や充実感をもって仕事ができています。

それに転職前の会社のように達成不可能なノルマを押し付けてくることもないので、精神的ストレスも減りました。本当に退職して良かったです。

管理人かいばのコメント

Iさんのように転職して年収が上がり、キャリアアップできれば大成功と言えます。

IT業界・ゲーム会社は特にそうですが、介護士・保育士・医者・看護士などの専門職も、同業種への転職の場合、仕事内容はほとんど変わらないので即戦力として働けます。
 

同業種の零細企業から中小企業に移るだけでも、一気に年収・待遇が良くなることがあるので、いまの会社に不満があるならガマンせず転職することをおススメします。

また給料や仕事内容が同じだったとしても、職場の人間関係はゼッタイ変わりますので、上司や先輩とソリが合わずストレスフルな方も、職探しをすることをおススメします。

20代女性Yさんの体験談

「給料が安いから同業種の会社に転職したい」

いまの業種の仕事は好きだけど、給料が安いから別の会社に転職したいと考える人は多いです。

異業種への転身と比べて同業他社の場合、いままでの知識・経験・スキルが生かせるので、即戦力として働くことができます。

次は同業種の会社に転職して、年収100万円以上アップした20代女性Yさんの体験談をご紹介します。

転職前

転職を決意した理由、不満点ですが会社の経営方針に不信感を持ったことが大きいです。

アパレル販売業は好きなので良いのですが、サービス残業が多く、毎日夜おそくまで働かされました。ちなみに残業代は10時間を超えたぶんはつけてもらえません。

休みは月に8日取れますがゴールデンウイーク、盆、正月はかき入れ時なので休めませんし、有給休暇もよほどのことがないかぎり取得できませんでした。

それと年収が200万円以下なので生活が苦しく、年功序列で昇給していけば良いのですが、先輩に給料を見せてもらうと自分とあまり変わらなかったので、この会社にいても給料が上がらないと思い転職を決断しました。

転職後

転職したことで年収が100万円以上アップしました。

前の会社は年功序列だったので昇進までに時間がかかりますが、転職した会社は実力主義だったので、仕事ぶりが認められ副店長にキャリアアップできました。

また販売だけでなく製造も行う会社なので、デザイナーと共に企画に携わる事が出来ることも良かったです。
 

経営方針も自分には合っていて、福利厚生もしっかりしています。

あと無駄な残業も無くなりましたし、有給休暇や夏季・冬季休暇もアパレル業ですが、しっかり取ることが出来ました。

年功序列ではなく、仕事っぷりに合った給料を貰えるので不満も出ず、仕事のオンオフもつけて取り組む事が出来る会社でした。

あのとき転職を決意しなかったら、安い給料で平社員として働かされてたと思うとゾッとします。心の底から転職して良かったと思っています。

管理人かいばのコメント

転職して年収が100万円アップした上に、副店長にキャリアアップしたYさんは大成功と言えます。

アパレル関係に限らず、わたしが働いてる製造業でも転職することで年収がグンと上がることはあります。

なぜなら同じ業種、似たような仕事内容だったとしても零細企業、中小、中堅、大企業で給料に大きな差が出るからです。

会社の規模が大きくなることで年収が上がるのはモチロンですが、社保完備・福利厚生が良くなったり、残業が減って仕事が楽になったりと良いことばかりです。

もしいまの仕事は好きだけど、会社のやり方に不満がある、待遇アップを目指すなら同業種への転職をオススメします。

同業他社への転職はできるの？

冒頭でも書きましたが、入社する時に書かされた誓約書に「同業他社へ1年間転職してはならない」という項目が書かれていることがあります。

また入社したときは何もなくっても、自分が知らぬ間に、就業規則に「同業他社への転職を禁止する」と追記されてるケースがあります。

このような企業は多くありますが、憲法の「職業の選択の自由」のほうが強いので、訴えられても大丈夫であることが多いです。
 

ただ前職で管理職だったケースや、商品開発部門で働いている場合、転職先で企業秘密をペラペラしゃべると訴訟されることがあります。

例えば今回のIさんの場合、前職も転職先もスマホアプリを作っています。

なので前職で作ってたスマホアプリと同じようなモノを、転職先でも作った場合は問題になる可能性があります。

転職エージェントに相談する

DODA、リクルートエージェントなどの転職エージェントは、スタッフが色々とアドバイスをしてくれるので安心感があります。

前の会社の機密情報をワザと話さない限り、訴訟されると言うことはまずありませんが、就業規則や誓約書に「同業他社への転職は禁止」と書かれていたらビビりますよね？
 

自分一人だけで転職活動をしてると、「大丈夫かな…」と不安になりますし、もし内定が決まったとしても「後から訴えられないだろうか」と気が気じゃないないです。

なので転職エージェントに無料登録して、アドバイザーに「就業規則に同業他社への転職はダメと書いてるんですが…」と相談した方が安心です。

人間一人だと心配になりますが、誰かいてくれると安心感がありますので、転職活動を不安なく進めるためにも転職エージェントに無料登録しましょう♪

おすすめ転職エージェントについて、失敗しないオススメ転職エージェントの選び方で書いてるので、「会社を辞めたい」と思ってるなら読んでくださいね。