「仕事を辞めたい」
「朝起きると憂鬱で会社に行きたくない」
「上司の嫌がらせがひどい」
このような状態のまま働いてると、最悪はうつ病になる可能性もありますが、やめたくてもやめられないジレンマがあります。
特に30代にもなると、一般的には転職は難しくなると言われるので、辞めるか続けるかで迷うときがあります。実際、内定したけど辞めるか迷ったという人もいますので。
そこで今回は転職するか迷ったとき30代の男性が考えるべきことについて解説します。
もくじ
辞めるのは逃げではない
辞めれない理由でもっとも多いのは、将来への不安と思うかもしれませんが、じつは社会から「辞めることは悪いことだ」と刷り込まれてるのが1番の原因になります。
なぜなら日本は子供の頃から、一つの会社で定年退職まで勤めるべきと言われるので、転職をすることにばくぜんとした抵抗感があるからです。
古き終身雇用の名残があり、退職する人は忍耐力がない、転職が多い人は続かないなど、悪いイメージをもつ会社が多いんですよね(汗)
年功序列で終身雇用をするメリットが大きかった時代ならまだしも、現在は定年まで働き続けても給料がほとんど上がらない、頭打ち状態の企業がほとんどです。
それならもっと条件が良い会社に、少しでも若いうちに転職した方が良いに決まっています。古い思い込み、辞めるのは悪という刷り込みから解放されましょう。
転職しても変わらないのはウソ
上司に退職を相談しても、「お前自身は変わらない、他の会社に入っても同じような人間関係なんだから、いまと同じことが起きる。だったら辞めずに残って働いたほうがいい」と引き止められることがあります。
多くの会社では、辞める人がでると仕事が忙しくなり、新しい人を雇う手間がかかるため、部下が辞めたら上司が管理責任をとらされることになります。
つまり直属の上司は、さらに上の上司から怒られることになるので、なんとか引き止めようとするわけです。そんな人の言葉に耳を貸してはいけません。
県民性という言葉があるように、住む場所というのはその人の性格に影響をあたえます。なぜなら人間は環境の影響をかならず受けるからです。
フィリピン、タイなどの温暖な国は、食べ物が豊富にできるため働かなくっても食べていける。だから仕事をダラダラする人が多いと言われるのも、環境とセットで影響を受けるからです。
つまり転職をして職場・仕事内容・人間関係が変われば、あなた自身も確実に変わることができます。
仮にいま働いてるのがブラック企業なら、あなたはストレスフルですさんだ性格になり、疲れ切って心に余裕がないはずです。なので退職することでいまよりハッピーになれるのは間違いないでしょう!
責任感もクソもない
上司に退職することを伝えると、「途中で辞めるなんて責任感がない、そんなことではどこに行っても続かないぞ」と言われることがあります。
また「後任者ができて、引き継ぎが終わるまでは責任を持って働け」と言われることもありますが、会社都合の暴論にすぎませんので無視してOKです。
先ほど書いたとおり直属の上司は、あなたがやめると怒られる、メンドクサイことになるため引き止めようしてるだけです。
そりゃあ後任者ができるまで残ってもらった方が、あわよくばそのまま続けてもらった方が良いに決まっています。でも内定先はいつまでも待ってくれません。
引き継ぎのために半年以上も残らされたあげく、転職先から内定取り消しをされて、やめるにやめれなくなったと言う人もいます。
日本では「立つ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、それを気にしすぎて内定を取り消しされるようでは本末転倒です。
辞める会社のことなんて知ったことではないので、気にせず転職しましょう。
ムリして続けてもメリットはない
仕事を辞めたい、転職活動を考えると言うことは、今の会社に何らかの不満があるということになります。
- 給料が安い
- 年収が今後上がる見込みがない
- 仕事に向いていない
- サービス残業・休日出勤が多い
- 人間関係が悪い
上に書いた5つが主な転職理由になります。その中でも上司・先輩・同僚との人間関係の悪さが原因であることが多いです。
「給料悪いし、上司もクソなんだよなぁ、それにサービス残業もあるし…」という感じで、人間関係が悪い+給料が悪い+サービス残業があるなどセットであることが多いです。
なぜなら職場の人間関係が良い場合、給料が安くても仕事は楽しいという状態になるため、よほどお金に困ってないかぎりは転職をしないからです。
職場の人間が良い人ばかりで、友達と遊んでるときのように面白い時間をすごせるなら、サービス残業でも気にならないはずです。だって友達と夜遅くまで遊んでも苦にならないでしょ?
うつになりそう…
「仕事を辞めたい」、「うつになりそう」という人は、職場の人間関係が悪い、仕事内容が合っておらず上司に怒られることが多い、勤務時間が長い場合になることが多いです。
特に上司・先輩・同僚から嫌がらせを受けていたり、職場で孤立をしてると精神的なストレスが溜まるので、うつ病になりやすくなります。
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精神的なストレスが溜まる
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うつ病の初期症状のせいでミスが増える
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上司に怒られることが増える
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余計にストレスがたまる
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嫌がらせがひどくなり、夜も眠れなくなる
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元気がなくなり、暗くなってくる
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余計にミスが増えて怒られる
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さらにストレスが溜まり、覇気がなくなる
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仕事もプライベートも上手くいかない負の連鎖
このような感じで職場の人間関係が1番最初の原因となっていることが多いです。
一度、このスパイラルに陥ってしまうと、抜けだすのが難しいので、あなたも二の舞を踏むまえに、ブラック企業から脱出することを強くオススメします。
とくに内定が決まったにも関わらず、辞めないのはとってもとってもモッタイナイです。転職活動をがんばった努力が水の泡ですので(汗)
転職をすることに抵抗感があるのは、日本の学校教育の刷り込みによる部分が大きいので、ストレスでうつ病になる前に、より良い環境で働くために一歩踏み出しましょう!