塾講師を辞めたい男性

「塾講師はサービス残業が多いから辞めたい!」

「このまま続けていいのだろうか? 将来が不安だ…」

 

あなたは今すぐにでも塾講師を辞めたいと思ってませんか?

大学生のアルバイトの延長で塾、予備校講師として働く人もいますが、若いときならまだしも、年をとるにつれて辞めたくなる人が増えてくるようです。

そこで今回は仕事を辞めたいと思ってるあなたのために、塾講師から転職した人の体験談をご紹介します。

塾講師Iさんの体験談

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わたしは予備校講師として働いていました。

授業が終わってサッと帰れたら良いのですが、翌日の授業の準備、教材の作成をしないといけないため、連日のように深夜まで働く必要があります。

また休日補講をすることもあったため、平日はもちろんのこと、土日祝ですらまともに休みを取ることが出来ません。つまりプライベートの時間がほとんどありません

 

塾講師は生徒のアンケート結果が重要になってくるので、受講生の成績アップを目指すと言うよりは、ご機嫌をとって良い評価をもらう必要があります。

アンケート結果が悪いとコマ数が減るため、仕事は楽になるのですが給料は下がります。あまりにも生徒のウケが悪いとクビになる可能性もあるため、受講生のご機嫌とりに必死でした。

アンケートがあるので授業中にさわいでる生徒がいても厳しく注意をできません。あまりにもムカついたので一度だけ注意したことがありますが、そのときは親からクレームが入ってきました。おそらく子供が口から出まかせを言ったのでしょう。

親からクレームがあると、当然ですが怒られることになるので気分が悪かったです。生徒が完全に話をねつ造してるので、「いやいや、そんなことやってないし」と思いながら怒られてました。

 

同じ授業を教える仕事でも、公務員である学校の先生とは給料・待遇・社会的地位が大きく異なります。

特に小学生・中学生・高校教諭などは、一度、教員採用試験に合格して先生になれば、途中で辞めさせられることがありません。また給料は右肩上がりでグングン伸びていきます。

部活動の顧問が大変、いじめ問題、モンスターペアレントの対応が大変という話は聞きますが、塾講師のわたしからすると公務員である教員はうらやましいと言うのが本音です。

 

予備校講師の場合は、定年まで働く人はほとんどおらず、将来への不安が大きい職業になります。「おれはこのままで良いのだろうか…」と年々、葛藤することになります。

大手予備校のスター講師なら年収1000万円はいくそうですが、わたしの場合はそこまで給料も高くなく、勤務時間も長く、休みも満足に取れない。また生徒への対応、将来への不安があったので退職しました。

大学生のころに予備校でバイトをはじめて、就職活動が上手くいかずズルズルと予備校講師として働く人が多いですが、働きながら同時並行で転職活動を進めて、若いうちに新しい職を探すべきですね。

塾講師Tさんの体験談

落ち込む男性

わたしは以前、学習塾の講師として働いていました。

小学生と中学生を対象としている学習塾で、小学5~6年生および中学3年生のクラスに、通常クラスと受験クラスがありました。

通常クラスでは、地域で広く使われている教科書準拠の授業となるので、塾講師としてそれほど大変ではありませんでした。

しかし受験クラスの方は、生徒の志望校に合わせてカリキュラムを作り、指導しなければなりませんでした。

 

生徒の体調管理・心のサポートも講師の仕事なので、授業だけをしてたら良いってわけでもないですし、保護者もピリピリと神経質になったり、成績が悪いと落胆することが多いため、そのフォローもしなければなりませんでした。

通常の勤務時間は13時~22時です。休憩時間を入れると8時間労働なので、それほど苦ではありませんでした。

しかし夏期講習や冬期講習は、朝早くから子供たちが授業を受けに来るので、勤務時間は8時~22時でした。

 

また自宅が学習塾から遠かったので、真夜中に帰宅して朝の5時半に起きる生活を、土日・お盆・正月など休みなく続けてました。

休みが少なすぎて体調を崩し、貧血で倒れそうになっているところを塾長に呼び出され、お叱りを受けることもありました。

「生徒・保護者の前では元気な表情を維持しなければ…」と理屈では分かっているものの、体がどうしてもついていかない時もありました。

これだけ働いてるのに月収は約35万円、ボーナスは年2回、年収は約450万円でした。

若い頃でも体調不良になるほどハードで、年をとったら続けるのは無理だと思い、転職をしました。もう二度と塾講師はしたくないです。

不満を感じてる人が多い

悩む男性

少子化により学習塾も生徒募集に必死なので、途中で辞めないようにあの手この手を使う必要がありますし、アンケート結果があまりにも悪いと解雇されることもあります。

またサービス残業が多いのも業界の大きな特徴で、授業の準備だけではなく、塾運営者との会議、生徒勧誘のポスティング作業などなど、拘束時間が長いのでプライベートの時間がありません。

夏期・冬期講習があるとめちゃくちゃ忙しくなるので、休日出勤は当たり前になります。休日出勤手当、残業代がキッチリ出るならまだしも、サービスになるとバカらしいと言うのが本音です。

 

「今でしょ!」で有名になった林修、東進の苑田尚之、吉野敬介、今井宏さん。駿台予備校の大島保彦、雲幸一郎、山本義隆さんのように、人気講師になれば話しは別ですが、そうじゃないなら働き続けてもキャリアアップは望めません。

塾講師として働くような、頭の良いあなたなら分かると思いますが、転職は年を取るほど難しくなりますので、行動をおこすなら早めにするべきです。いつ転職活動をやるか? いまでしょ!