視能訓練士の年収は300~400万円ですが、都会になると給料が高くなります。
仕事内容は、眼科医療をサポートしていく仕事で、様々な眼科の検査を行ったり、視力に異常がある人達の訓練などを行ったりします。
また視覚障害を持つ人だけでなく、年齢とともに視力が落ちてきて、眼が見えにくくなってきた人のリハビリ指導なども行ったりします。
日常生活で不便な事が少なくなるように、補助器具を選定してあげたり、使用方法などを伝えるのも視能訓練士の仕事になります。
もくじ
仕事は大変?
基本的に楽な仕事になります。肉体労働はありませんし、精神的ストレスも小さいのがウレシイですね。
眼科診療所、病院で働くことがほとんどなので、サラリーマンのようにサービス残業で、深夜に帰宅ということはありませんし、衛生状態も良く、福利厚生も充実してることが多いです。
年収は地方格差があるので、東京・大阪のような都会になればなるほど給料が高くなります。そうはいっても田舎でもそれなりの給料になりますので、生活には困らないでしょう。
国家資格が必要
視能訓練士を目指したい人は国家資格を取得する必要があります。
医療系の学部がある大学、専門学校を卒業するルートで受験資格を得られます。そして試験に合格すれば視能訓練士として働くことができます。
合格率は8割以上になり、H27年は94%という高い合格率です。多くの人が視能訓練士養成所に通い、ガッツリ勉強しますからね~
視能訓練士の資格を取得した後、主な就職先として挙げられるのは病院やリハビリ施設、眼科医院、保健所、医療機器関連の企業、大学などの研究機関などがあります。
どういった場所で就職するのかによって同じ資格を持っていても仕事内容は異なってきます。自分がどのような仕事内容で働いていきたいのか明確にしておきましょう。
将来性は?
視能訓練士は資格を取得している人がいない事と、高齢化社会の中で求められてくる資格として注目されています。
スマホ老眼という言葉があるように目を酷使することが増えてきていて、視力が低下してる子供が増えています。
そういった眼に関する研究などを行い、見える事の大切さなどを伝えていくという事も、視能訓練士の仕事内容として挙げられるのではないでしょうか。
大学や専門学校では、眼に関する知識はもちろん、各種検査の方法、最新の検査などについて学び、眼科ドクターをサポートしていく視能訓練士は活躍の場が沢山あります。