工業地帯

「重電8社の年収と給料が知りたい!」

重電8社とは日立製作所・三菱電機・東芝・ダイヘン・明電舎・富士電機・日新電機・東光高岳の8メーカーのことをいいます。

日立、三菱電気、東芝は有名なので知ってると思います。ダイヘン、富士電機、明電舎は業界でいうと準大手になりますね~

日立製作所 約840万円
三菱電気 約790万円
東芝 約760万円
ダイヘン 約780万円
明電舎 約700万円
富士電機 約680万円
日新電気 約670万円
東光高岳 約580万円

※決算書を元に計算(2017年11月現在)

平均年齢40歳を想定してますので、20~30代だともっと給料は安くなりますし、業績によってアップダウンがあります。

特に東芝はニュースでも話題になっていますが、1兆円超の赤字があったことで、「東証一部から二部へ移動になる? それどころか倒産するのでは?」と憶測が飛び交っています。

シャープも同じように赤字が取り上げられましたが、倒産することはありませんでした。なので東芝も大丈夫だとは思いますが、就職・転職するには勇気がいるメーカーとなっています。

重電大手メーカーに転職すべき

転職してキャリアアップする男性

当然ですが大企業のほうが給料・待遇は良くなるので、入社できるなら日立製作所、三菱電気に入った方がいいです。

東芝はこの記事を書いてる、2017年3月の時点では業績が不透明なのでリスクは高いですね(^_^;) ただそのぶん敬遠する就活生が多いでしょうから、景気が良いころに比べると内定はしやすいと思います。

入社したあとに業績がV字回復すれば東芝に入るのはお得と言うことになりますが、吸収合併すると吸収された会社の社員に頭が上がらない可能性がありますし、最悪、倒産したらオワタです。日本を代表する企業なので大丈夫だとは思いますが、保証はできないですね(;^ω^)

重電8社の中では日立製作所、三菱電気、東芝が大手3社となるので、とりあえず応募してみるだけしてみましょう。

重電の準大手3社も年収は高い

日立製作所には及びませんが重電8社の中では準大手メーカーとなるダイヘン、富士電機、明電舎も年収は700万円前後と高くなります。

40歳サラリーマンの平均年収は正社員で約530万円。非正規(派遣・契約社員、パート、アルバイト)だと約250万円となっています。

大手銀行、不動産、証券、製薬メーカーには負けますが、それでも重電8社は給料が高い部類には入ります。

準大手クラスになると日立製作所、三菱電気、東芝のようなネームバリューはないため、「ダイヘン? ダイソンなら知ってるけど」と言われることはありますが、それでも年収は高く待遇はいいことを知っておきましょう。

重電と重工は違うジャンル

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重工と重電は文字が似てるので一緒にしがちですが、製造する商品が違うので別の業界となります。

重電とは家庭用の電化製品ではなくって、大規模な電気設備を作るメーカーを言います。発電所、送電線、配電などの製品を作るイメージです。

ただ日立製作所、三菱電気、東芝は家電も作ってるため、「重電と家電メーカーってなにが違うの? 重工も文字が似てるけど一緒じゃないよね?」となるわけです(;^ω^)

逆をいうと特にこだわりがないのなら重電8社にかぎらず、三菱重工、IHI、住友重機、ジェイテクト、日本精工、ダイキンなどの重工業メーカーを受けるのもアリになります。

重電以外の製造業も転職候補へ

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「おれは重電8社で働きたいんだ!」というくらい熱意があるならまだしも、「重工業でも、家電でも、石油会社でも年収が高いならどこでもいい」って人もいると思います。

その場合は重電8社にこだわるのではなく、製造業に選択肢を広げて就職・転職活動をすることをオススメします。

東大・京大・早稲田卒のような高学歴なら、自分が選んで好きな会社に入ることもできますが、入りたい企業があっても入れないのがふつうです。

なので重電8社にターゲットを絞るよりも、製造業全体に広げることで選択肢を増やすことができます。色々と受けて内定をもらった中で、一番、待遇がよい会社にはいった方が、人生幸せですので^^

製造業の年収や給料明細の記事も読んで、あとで後悔しない会社選びをしてくださいね!

 

見落としてる会社を探してみよう

重電八社にはこういった評判があります。

この業界を調べると、もっと自分にあった企業が出てくるのですが、そういった会社を自分だけの力で探すのは困難です(汗)

なので、転職エージェントを使って優良企業を探してもらいましょう!

 

「リクルートエージェント」というサイトに登録して中の人(キャリアアドバイザー)に話を聞いてみてください。

自分で探す手間が省けますし、キャリアアドバイザーは転職事情に詳しく、待遇のいい会社を教えてくれます。

まずは話を聞くだけでも、視野が広がりますよ(実際、わたしがそうだったので)