水中溶接

「水中溶接は年収が高いけど危険!」

「海の中だと感電しそうだし、なにかあったら怖い」

造船所の年収や給料」でも書いてますが、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド、川崎重工業などの大企業なら500~600万円以上になることもありますが、ふつうの溶接工は年収300~400万円くらいです。

それにくらべると水中溶接工は給料が高く、年収1000~1500万円以上になることもあり、工業系の仕事としては破格の給料と言えます。

「そんなに給料が高いならやりたい!」と思うあなたのために、水中溶接について解説をさせていただきます。

水中溶接工の仕事内容

潜水士

水中溶接とは文字通り、水の中で溶接作業をすることを言います。そのまんまですね(笑)

ちなみにふつうの溶接道具ではなくって、専用のホルダー・溶接棒をつかって、海、川、池、ダムなどの機械設備を水の中で溶接します。

陸上との溶接とは違って、水で瞬間冷却されるため強度が20%低下すると言われます、そのためビードを細かく一定に保ち、強度アップをするスキルが必要になります。

 

また鉄・ステンレス部材などの溶接だけではなくって、金属の切断作業をすることもあります。

このへんは陸上での溶接工と同じような仕事内容ですね、水の中でやるのかか地上かの違いがあるだけで基本は同じと思っておけばOKです。

溶接工の仕事はきついし給料が安いですが、水中溶接だと年収が高くなるのがミソです^^

危険性は?

↑水中溶接を解説した動画です

 

水の中で仕事をするって考えただけでも大変なイメージですが、危険性はどうなんでしょうか? いくら給料が高くっても死んだら元も子もないないですし(汗)

まず水中で溶接をするとアーク電流で感電しそうな気がしますが、完全に水中に入ってしまえば感電する可能性はグッと下がります。

ただ溶接棒に触れたり、電撃に直接触れる感電する恐れがありますし、プール、浅瀬での作業ならまだしも、水深がふかい場所での仕事になると、アーク電圧を高くする必要があるので電撃事故の危険が高まります。

 

あと船内のガスに引火して爆発事故に巻き込まれる可能性もありますし、潜水士がなる高気圧障害(地上と水中の気圧差でなる職業病)も心配です。

また水中での作業になるので送気菅の破損による窒息死、空気タンクの残量ゼロによる溺死など、水難事故の危険もあるのでリスクは高いです。

リスクが高いからこそ、ふつうの溶接工の2~3倍以上の給料をもらえるわけです。誰でもできる仕事なら年収は変わらないはずですので(汗)

特別な資格がいるの?

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水中溶接士という資格はありませんので、アーク溶接の免許があれば作業じたいは問題なくできます。

ただ作業内容によっては高い溶接スキルが必要になるため、JIS溶接の手溶接技能者資格がないと会社に採用されないこともあります。

また水の中にもぐって作業をするので潜水士の資格は必須になります。

 

ちなみに潜水士の資格は学科試験しかないため、泳げない人でも免許をとることが出来ます。カナズチが取っても意味がありませんけどね(笑)

年齢制限はなく、学歴も関係ないので誰でも受けることができます。さらに合格率は80%と高いので、簡単に免許をGETできますよ~

いくら実技試験がないとはいえ、練習なしに本番とはいきませんので、ダイビングスクールで教えてもらう。もしくは海上保安庁の海猿から転職するかですね~

求人募集は?

転職サイトで「水中溶接」で検索してみましたが、ふつうの溶接工、潜水士、ダイビングインストラクターなどがヒットして、水中溶接専門の求人は見つかりませんでした。

調べてみたところ潜水士が溶接&切断作業をするようで、水中溶接士ではなくって、潜水士の仕事をメインでやりつつ、ついでに溶接作業もするイメージになります。

「水中溶接 会社」でググってみると、アジア海洋株式会社、アクアスペース、日本海洋サービス、マリステック、ウミテックなどがヒットしました。

ちなみに潜水士の大手企業は日本サルベージ、アジア海洋、東京久栄、三国屋などがありますので、危険を承知で、水中でアーク溶接をおこない、高い年収をもらいたい人は検討してみると良いでしょう。

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